WinSyslog ver.14.3がリリースされました。
このバージョンから、EventReporterで収集したプロパティ(イベントID,イベントタイプ、イベント重要度等)で簡単にフィルタがかけられるようになりました。
EventReporterで収集したWindowsイベントログをSETP転送*することで、これらのプロパティをWinSyslogでも有効に活用できます。
* SETP(Simple Event Transfer
Protocol)とは、EventReporter→WinSyslog 等、Adiscon社製品間で使用できる信頼性の高い転送プロトコルです。
SETP受信サービスはWinSyslog Enterprise版にのみ付属されています。
SETP受信サービスはWinSyslog Enterprise版にのみ付属されています。
EventReporterからSETP転送でWindowsイベントログを受信した場合、EventReporterで切り出し保存されたWindowsイベントログのプロパティ(イベントID,イベントユーザー等)が、WinSyslogでもそのまま使用できます。
右クリックや「挿入」ボタンからWindowsイベントログに関するプロパティを選択できるようになり、Windowsイベントログを特定のIDで抽出したり、ログファイルへの出力フォーマットを自在に編集できます。
※出力の際は「イベントチャンネル」の代わりに「イベントタイプ」をご使用ください。
※SETPでWindowsイベントログを受信した場合のファイルログ出力フォーマット例は以下:
報告日時(ローカルタイム),イベントタイプ,イベントソース,イベントID,カテゴリ名,レベル,キーワード,
イベントユーザー,ソース,イベント詳細
⏬
%timereported:::localtime%,%NTEventLogType%,%sourceproc%,%id%,%catname%,%level%,%keyword%,%user%,%source%,%msg:::spacecc,compressspace%%$CRLF%
その他追加機能について:
・Configuration Client:トラブルシューティング用に取得したデバッグログ専用ビューアが追加されました。デバッグログの抽出分析に利用できます。
・ルールセットおよびルールのコメント入力、ポップアップ機能追加
各ルールセットおよびルール上でコメントボタンをクリックするとコメントが入力できます。
コメントが入力されると、左ツリーの右横にマークがつき、カーソルを合わせると
コメントがポップアップ表示されます。
★新機能・改修点詳細については、WinSyslogバージョンヒストリーをチェック↓